2019年5月18日(金)、ソウルの中央大学R&Dセンターにおいて、日本教育行政学会・韓国教育教育行政学会共催の国際シンポジウム「政策変容期における政策の安定性。合理性確保のメカニズムに関する国際比較(International Comparison of Mechanism for Securing Policy Stability and Rationality at the Time of Policy Change)」が開催されました。本学会からは、貞広斎子国際交流委員会委員長が「日本における教育政策立案プロセス-政治的影響力の強化(Educational Policymaking in Japan-Increasing the Influence of Politics)」をテーマに報告を行い、大桃敏行会長が総括スピーチを行いました。

この国際シンポジウムは、韓国の教育関連5学会-教育行政学会、教育法学会、教員教育学会、教育財政学会、教育政治学会の共同開催の大会(連合学習大会)であり、国際シンポジウムにもこれらの学会から多様なバックグラウンドの研究者が参加していました。

国レベルの国家教育委員会設置をはじめ、教育政策の中立性・継続性・安定性の現状と、それらを確保するための制度的方策について、日本、フィンランド、台湾、韓国の現状を元に報告と活発な議論が行われました。

(国際交流委員長・貞広斎子)